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BLOG

2021/01/16 19:28

みなさまご存知の「こんにゃく」、日本ではとても庶民的な食べ物で知らない人はいないですし、様々なお料理に使われていますよね。
おでん、田楽、煮物、炒め物、こんにゃく麺にこんにゃくゼリー。。。とってもヘルシーだし食感も楽しいので私はこんにゃく大好きです。

そんな庶民の味方、ダイエットの友、こどもから大人までみんなで食べられる美味しい「こんにゃく」は調べれば調べるほどすごくミステリアスな食べ物なんです。

そもそも、芋単体では毒があるというあの蒟蒻芋を先人達はなぜ加工してまで食べようとしたのか。。。



「こんにゃく」のミステリアスポイント


1.味がない。
味付け出来ないことも無いですが、ほぼ食感を楽しむだけの存在といった感じです。

2.消化ができない。
こんにゃくはヒトの体ではほぼ消化できない。

3.栄養がない。
こんにゃく100g中の栄養成分 カロリー:5kcal / 脂質:0 / 糖質:0.1g / 食物繊維2.2g

4.多くの食品が酸性の中、蒟蒻は珍しいアルカリ性食品
しかもpH12という極めて高いアルカリ性。。。。とても食べ物とは思えません。

5.世界広しといえど日常的に食べているのは日本だけ。
現在コンニャクを栽培している国は日本を除くと、中国、ミャンマー、スリランカのみで、その生産量の95%を日本が消費しています。

6.蒟蒻が何故どのようにしてゲル化するのか、化学的には未だに分かっていない。
製法は長い歴史の中で確立されているのですが、どういう原理なのかは不明なのだそうです。

7.「こんにゃく」の起源について詳しいことが不明。
縄文時代に根栽農耕文化の北方伝播とともに伝えられた説が有力なようです。

8.蒟蒻を凍結乾燥させると、スポンジのようになる。
凍み蒟蒻は水を含ませても、元のゲル状態には戻りません。



そんなミステリアスな「こんにゃく」ですが、凍らせてスポンジ状になったものは江戸時代から赤ちゃんの産湯洗いに使われてきたという日本古来のベビー用品でもあるのです。


国産のこんにゃくスポンジは弱アルカリ性の作用により、酸性の汚れを中和することで石けんを使わなくても肌が持っている水分を保持しながら、しっかりと汚れを落としてくれます。ぷるんっとしたやさしい肌触りに赤ちゃんもご機嫌。
首のたるみやワキの下、お尻など小さな体の隅々までこんにゃくスポンジがフィットしながらやさしく洗ってくれるので、素手で洗うよりも丁寧に赤ちゃんを洗い上げることができます。


また、Baby blossomで取り扱っている山本農場のこんにゃくスポンジは肌に対する刺激「0(ゼロ)」※を皮膚科医によって立証済み。(※30名のパッチテストによる。全ての方に刺激反応が起こらないことを示すものではありません。)

美味しくて、お肌を洗う優しいスポンジにもなって、昔は蒟蒻版と言って印刷にも使われていたそうです。

もはや「こんにゃくミステリー」の深みにはまりそうですね。